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寺野のひよんどり
開催予定日 1月3日
例年開催日 例年1月3日
地区 北区
開催地 直笛山宝蔵寺(北区引佐町渋川)
主催者 寺野ひよんどり伝承保存会
文化財区分 国指定重要無形民俗文化財
カテゴリー 民俗芸能,舞,国指定・国選択
開催状況 開催されます
鬼たちが火をたたき消す迫力圧巻
 ひよんどりは村の開祖と関わった伊藤一族を中心にした講衆とよばれる家々によって継承されてきました。昭和12年頃、六所神社の有格社への格上げの際に、講衆という呼称が宮子へと改められました。昭和30年代に、もはや戦後ではないとささやかれるようになり、人々が高度経済成長を享受し始めるようになった頃、古臭い祭りをしていると笑われるからやめよう、という流れができてしまい、長年伝えてきたひよんどりを一時中断したこともありました。しかし、長い間続けてきた祭りをやめたことに一抹の寂しさを覚えた地域の人々の間で、再興の気運が燃え上がってきました。これまでの世襲の宮子に支えられた組織を改め、寺野全戸が平等に参加する保存会を昭和36年に設立したことにより、以前にも増して盛り上がりをみせるようになりました。
 昭和39年に静岡県の無形民俗文化財に指定され、その価値が内外に認められるようになりました。平成6年に「遠江のひよんどりとおくない」として国指定重要無形民俗文化財の指定を受けました。
 寺野のひよんどりの次第
伽藍祭り・本堂祭り・ひよんどり・順の舞・巫女の舞・万歳楽・三つ舞・片剣の舞・片剣のもどき・両剣の舞・両剣のもどき・ひのう・矛の舞・栗穂の舞・杵の舞・女郎の舞・翁・松かげ・獅子の舞・鬼の舞・ねこざね
(参考文献:(2011):『遠江のひよんどりとおくない ガイドブック』:遠江のひよんどりおくない連絡協議会)
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