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川名のひよんどり
開催予定日 1月4日
例年開催日 例年1月4日
地区 北区
開催地 福満寺薬師堂(北区引佐町川名)
主催者 川名ひよんどり保存会
文化財区分 国指定重要無形民俗文化財
カテゴリー 民俗芸能,舞,国指定・国選択
開催状況 開催されます
大松明が夜空を焦がす
 川名のひよんどりは、芸能が奉納される福満寺薬師堂(通称八日堂)本尊の木造薬師如来座像が作られた応永33年(1426)にはすでに行われていたと考えられます。川名の地は井伊家との関わりが強く、本尊も井伊家が願主となって制作されたものです。
 ひよんどり祭礼は、五穀豊穣などを祈る春祈祷の祭として、昭和30年代までは御堂の名称のとおり正月8日に行われていました。月が山間に入るのを待って行われ、夜空を焦がす大松明と若者の揉み合いが豪壮で印象的であることから「ひよんどり」と呼びならわしています。以前は、シシウチ神事などの諸行事が別々の日に行われていましたが、昭和40年(1965)からは正月4日に全てを行っています。
 堂内では、松明が奉納され、歌読が行われた後、禰宜の舞ほか9つの舞が奉納されます。獅子の舞が終わると堂外に出て伽藍鎮めを行い、再び堂内で田遊び、オブッコ参詣、そして一同で汁掛飯を食して祭礼が終了します。
(参考文献:パンフレット『浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い』)
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