
茅の輪くぐり
開催予定日 | 6月30日 |
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例年開催日 | 例年6月30日 |
地区 | 中区 |
開催地 | 松尾神社(中区元魚町) |
主催者 | 調査中 |
文化財区分 | 未指定 |
カテゴリー | その他伝統 |
開催状況 | 開催されます |
茅の輪をくぐり無病息災を祈る
6月30日の午後6時から、夏越の大祓として無病息災を祈る神事、茅の輪くぐりが行われます。
チガヤという稲に似た草の葉を10cmほどに束ね、直径2,5mの大きな輪を作り、神社の鳥居の内側に立てます。参拝の人々がこの輪をくぐり抜けることから、茅の輪くぐりと呼ばれるようになりました。この行事の起こりには次のような伝説があります。
昔、蘇民将来と巨旦将来という兄弟がいました。兄の蘇民は貧しい暮らしをしていましたが、弟の巨旦は金持ちでした。
ある時、須佐之男命が東征伐に向かう途中、巨旦に宿を請うと、そのみすぼらしい姿を見て断りました。次に蘇民に宿を請うと快く泊めました。
須佐之男命はお礼に、「疫病からおまえを救ってやろう」と茅の輪を腰に着けるように言いました。その年、疫病が大流行し、多くの死者が出る中で、茅の輪を作った蘇民の一族は助かったといいます。
昔は夏の罪やけがれを清める行事として、各地で行われていましたが、今では市内でもあまり見られなくなってしまいました。
(参考文献:浜松市広報課(1999):『はままつ歳時記 広報はままつ特集号』:浜松市)
チガヤという稲に似た草の葉を10cmほどに束ね、直径2,5mの大きな輪を作り、神社の鳥居の内側に立てます。参拝の人々がこの輪をくぐり抜けることから、茅の輪くぐりと呼ばれるようになりました。この行事の起こりには次のような伝説があります。
昔、蘇民将来と巨旦将来という兄弟がいました。兄の蘇民は貧しい暮らしをしていましたが、弟の巨旦は金持ちでした。
ある時、須佐之男命が東征伐に向かう途中、巨旦に宿を請うと、そのみすぼらしい姿を見て断りました。次に蘇民に宿を請うと快く泊めました。
須佐之男命はお礼に、「疫病からおまえを救ってやろう」と茅の輪を腰に着けるように言いました。その年、疫病が大流行し、多くの死者が出る中で、茅の輪を作った蘇民の一族は助かったといいます。
昔は夏の罪やけがれを清める行事として、各地で行われていましたが、今では市内でもあまり見られなくなってしまいました。
(参考文献:浜松市広報課(1999):『はままつ歳時記 広報はままつ特集号』:浜松市)
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