雄踏歌舞伎「万人講」
開催予定日 | 1月15日 |
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例年開催日 | 例年1月第3日曜日 |
地区 | 西区 |
開催地 | 浜松市雄踏文化センター(西区雄踏町宇布見) |
主催者 | 雄踏歌舞伎保存会「万人講」・浜松市 |
文化財区分 | 未指定 |
カテゴリー | 民俗芸能,歌舞伎 |
開催状況 | 開催されます |
だれもが楽しめる歌舞伎「万人講」
歌舞伎は、江戸から昭和にかけて庶民の人気の娯楽でした。村人が役者になって神社の祭礼などで上演することもあり、浜名湖畔地方では「万人講(まんにんこう)」と呼ばれていました。「万人講」の名前が初めて出てくるのは、慶応元年(1865)です。村祭りの余興として遠州や三河の歌舞伎一座を招いたところ、この一座に熱をあげ、巡業に加わって芝居を教わり、自ら演じてみようとするものが出てきました。そして、その人たちが大勢の村人を集めて「講(神仏をまつり、または参詣するために組織する団体)」を作り、芝居を神社に奉納したところから「万人講」と呼ばれるようになったといわれています。浜名湖周辺の地域へ巡業し、神社等とは別に独立して公演が行われるようになったようです。
戦後も続いていた万人講ですが、昭和27年(1952)を最後に途絶え、やがて小屋も取り壊されてしまいました。こうして歴史を閉じたかに見えましたが、平成元年(1989)の雄踏文化センター完成をきっかけに平成2年(1990)に37年ぶりに復活しました。
万人講には小学生から70代までさまざまな年代の人が参加し、年1回の定期公演のほか他、地域の歌舞伎や伝統芸能との交流公演、子ども歌舞伎教室や専門家を読んでのセミナー等幅広い活動をしています。
雄踏町に残されている狂言本としては、江戸中期から後期にかけて出版された木版刷17点が保存されています。
(参考文献:第27回雄踏歌舞伎万人講定期公演プログラム)
戦後も続いていた万人講ですが、昭和27年(1952)を最後に途絶え、やがて小屋も取り壊されてしまいました。こうして歴史を閉じたかに見えましたが、平成元年(1989)の雄踏文化センター完成をきっかけに平成2年(1990)に37年ぶりに復活しました。
万人講には小学生から70代までさまざまな年代の人が参加し、年1回の定期公演のほか他、地域の歌舞伎や伝統芸能との交流公演、子ども歌舞伎教室や専門家を読んでのセミナー等幅広い活動をしています。
雄踏町に残されている狂言本としては、江戸中期から後期にかけて出版された木版刷17点が保存されています。
(参考文献:第27回雄踏歌舞伎万人講定期公演プログラム)
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